俺様ヤンキーに愛されて。~third~
異常無かったんだし、家には自分1人で帰れるよ。
そう思って10歩ほど歩いた時
ーーーーガシッ
あたしの手首を誰かが掴んだ。
「……っとにバカだな!
勝手に帰ろうとしてんじゃねーよ!!」
後ろを見ると銀色コナンくんの姿。
電話は終わった様で、手にはもう携帯を持っていない。
「銀色コナンくん……」
「お前を1人で帰らせて、何かあったら涼に顔合わせられねーだろうが!!」
銀色コナンくんはあたしに大きな声でそう言う。
「ご…ごめんなさ……
「お前…怪我してるんだぞ!?
危ない状況だって少しは自覚しろ!!」
銀色コナンくんはあたしに必死に訴えかける。