俺様ヤンキーに愛されて。~third~
突然聞こえた女の人の声にあたしと白金は振り向いた。
そこには女の人二人が目をキラキラさせて立っている。
「…んだよ」
「きゃー////やっぱりポスターの人だー!!!」
「は…?」
「ポスターで見るよりカッコいい!!////」
冷たくする白金を他所に女の人二人はテンションが上がったのか大声で話している。
二人の声が高かった事もあり周りの人達にも聞こえたのかあたし達の周りにドンドン集まってきた。
か……囲まれちゃった!!!
いつの間にかあたし達は数えきれないほどの人達に囲まれている。