俺様ヤンキーに愛されて。~third~
抑えきれない想い
……白金をおいて学校まできちゃった。
怒ってるかな。
あたしは廊下を1人でゆっくり歩く。
目を瞑ると頭に浮かんでくるさっきの光景。
白金にベタベタとさわる沢山の女の人達。
「いやっ……」
嫌なの。
白金を好きにならないで。
こんな事思う彼女なんて…最低だケド……。
白金を好きになってほしくない。
触らないでほしい。
「もうやだ……」
あたしの中にこんな嫌な感情があったなんて知らなかった。
あたしがこんなに嫌な女なんて知らなかった。