俺様ヤンキーに愛されて。~third~
「……涼の女じゃねーか」
「…………」
後ろから声が聞こえあたしは足を止めて振り返る。
「何だお前。元気無ぇな」
「銀色…コナンくん……」
「どうした?涼とケンカでもしたか?」
「…………………」
銀色コナンくんは何かを感じとったのかあたしに近づいて来た。
黒い四角のメガネをかけ直し顔を覗きこむ。
「図星か?」
「……違う」
「じゃー何だよ。ポスターの事か?」
「………っ!!!」
「これが図星か」
そう言って笑いだした。