俺様ヤンキーに愛されて。~third~
大きな声でそう話すと銀色コナンくんはあたしを鼻で笑った。
「な゙っ……!!!」
「アレぐらいの大きさで大きいワケねぇだろ」
「え?」
「デケェっつーのはビルに写ってる位のポスターの事を言うんだよ」
「ー………っ!!!!」
銀色コナンくんにはアレ位の大きさのポスターは小さいんだ。
駅の壁に大きく貼られたポスター。
あたしには大きく感じたの。
「……そっ…か…」
「何だよお前。急に大人しくなったな」
「…………………」
銀色コナンくんの問いには答えずあたしは歩き出す。