俺様ヤンキーに愛されて。~third~
するとその行動を見た女が俺の手に自分の手を重ねる。
「どうしたの?綺麗な身体に傷がついちゃうよ?」
「………せ」
「え?何?
よく聞こえないんだケド」
ーバシッ
「きゃあ!!!!」
俺は女の手を振り払った。
高い声を出す女に虫酸が走る。
「何するのよ!!!」
ついさっきまで高い声を出し媚を売っていた女の態度が豹変していく。
……うるせぇ。
お前等知らねぇんだろ?
俺はヤンキーなんだよ。今まで数えきれねぇほどケンカもしてきた。