俺様ヤンキーに愛されて。~third~
聞いた事あるような無いような………。
考えるのが面倒くせぇ。
「お前みたいなヤツ知らねぇ」
「そんなワケ無いよ。ほら体育祭の時……」
「体育祭…?」
体育祭…?
みあと来年応援合戦に出るって約束した。
コイツと何かあったか?
「知らねー
てか邪魔。退け」
ーパシッ
そう言って団子頭の女を押し退け進もうとすると手を掴まれる。
俺は顔を女に向けた。
「離せ」
「もう逃げられないよ♪」
「…あ?」
意味不明な女の言葉にキレ気味になる。