俺様ヤンキーに愛されて。~third~
そんなあたしの気持ちが白金に届くハズもなく……あたしの唇は塞がれた。
柔らかい唇が重なり胸がときめく。
甘いキスにとろけそう。
白金じゃないと…こんな気持ちにはならない。
ううん…。
『ならない』んじゃない『なれない』んだ。
白金がいないとあたしは……生きていけない。
なんて言ったら白金は重いって感じるかな?
そんな事を思っていたら唇が離れる。
目の前にはあたしから目をそらしている白金の姿。
………あれ?
何で目、そらすの?
「白金…?」
「なっ…何だよ…」
「どうしたの?」
「は?……何が」