俺様ヤンキーに愛されて。~third~
「……みあ?」
「…………………」
あたしは口を閉じたまま何も答えない。
だって…言っていいのか分からないから。
言ったら重いって嫌われちゃうかもしれない。
別れようって言われるかもしれない。
そんな事になったら……あたし…言わなきゃよかったって…絶対後悔する。
さっき銀色コナンくんと話していた時に言おうって決意したのに……。
白金を前にすると……不安に押し潰されて言えなくなる。
「どうした?体調でも悪ぃか?」
「……………」
白金の質問にあたしは首を横に振って答えた。
自分の弱さが情けないよ。