俺様ヤンキーに愛されて。~third~
白金はそんなあたしの涙を拭って微笑んだ。
「ゆっくりでいい……最後まで聞くから…」
白金……。
あたしはゆっくりと話し出す。
「………っ……嫌だった…のぉ」
「うん」
「白っ……金が…女の子…に触られるの…が」
「……ん」
「あたし…以外の女の…子に好きにっ……なられてる…のが……嫌だったのぉ!!!」
あたしが話し終わるのと同時に白金はあたしを抱きしめた。
白金の温もりにあたしは身を委(ゆだ)ねる。
「バカ……
何で我慢してんだよ!!」
「えっ…?」
「そんな泣くほど我慢すんじゃねーよ!!!」
「白っ…金……」