最強ガール
最強ガール「竹本葵」
 


「葵ちゃんは僕が守るよ」

 まだ「守る」の意味なんんて
知らない幼い2人の口約束――…
あなたは、今でこで何をしているの。




 ――さん、もとさん
ん?誰かが私のことを読んでる…
「竹本ぉおおおお!!!!!」
「ひぃっ!!」
声と同時に私ははね上がった
失礼。はね起きた。
私のことを呼んでいたのは、
なんと担任の先生だった…



「まったく、受験前の大事な時期に
居眠りとは…。気が緩んでるのにも
ほどがあるぞ!!緩んでいると言えばだな……」
うぅ。。。また先生のながったらしい
説教始まっちゃったし。始まると、長いんだよね―
確か友達いわく最高で、1時間半休まず
授業を無視してしゃべっていたとか…(笑)


 ユーモアもあるから嫌いな先生ではないけど。

「おいっ。聞いてるか?竹本!!」
「はい。聞いてます。すいませんでした。
以後気をつけます。」(たぶん)
「本当か~?」
「はい。もちろんです」(たぶんな)

「んじゃ168ページの英文訳したら座れ。」
「はーい。」(やっと座れんじゃん♪ってぇえっっ!?)
いつものように笑顔で、はきはきと、
返事を返したら思いがけない答えが
返ってきてしまった。

 その168ページとにらめっこしていたら
後ろの席の彩香がこっそり教えてくれた♡



キーンコ―ンカーンコーン




「今日の葵はまじウケたな!」
「爆睡だったね」
「も~笑い事じゃないよぅ―」





放課後。親友の彩香と
祐介(ユースケ)と帰り道☆
祐介が今日の英語の時のあたしを
リプレイして笑ってる(怒)


ウチら3人は中学からの付き合い。
3年間の付き合いだけど、
絆は、はんぱなく強い。







 
 

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