恋をしても、イイデスか?
「いらっしゃいませ〜」
可愛い店員が案内を始める。
「どちらがよろしくですか?」
店員はすごい口角をあげてしゃべっている。
「窓側で。」
颯大はとりあえず
早く座りたそうだ。
「んじゃこちらにどうぞ!」
ホントに窓際だ。
「んじゃ茜と茉美はこのドリアと、海草ワカメサラダ、ドリバーで!」
「ドリバーってなに?」
あたしはきょとん顔で茜を見る。
「ドリンクバーだよ、飲み放題の!」
茜はバックを持って立ち上がった。