†危険な男†〜甘く苦い恋心〜
「やべ…これ以上やったら止まらなくなる。続きは部屋でな?」
廉はあたしの体をスッと離した。
「え……廉…」
「樹里、とりあえず…義父さんと話してこい。何かあったらすぐに俺を呼べよ?すぐ行くから」
廉はあたしを真っ直ぐに見つめる。
あたしはコクリと頷いた。
あたしは2階に上がり、自室の前に来た。
中には…もう義父がいるハズ。
――ガチャ
あたしは深呼吸をし、中に入った……。