夕 月 夜
10.Ending
「じゃぁな~」
「またね!(^O^)/」
「気をつけて帰んのよ?」
「おれらも、昴には気をつけて帰らなきゃ(^_^)」
「どーゆー意味よ!?」
「…お前らも気付けて帰れよ(^_^;)」
「またねー(・∀・)/」
肝試し的なイベントを終えて、それぞれ家路に着いた。
「ほら、鈴音。
後ろ乗れよ?」
「ほーい」
鈴音は健太郎の自転車の荷台に乗っかった。
「よ~し」
「出発進行!(≧∇≦)」
二人の乗った自転車は、スピーディーに道を走って行く。
「健太郎!楽しかったね(≧∀≦)」
「よく言うよ、震えてたくせに」
「そんなコトないもん!
頑張ったほうだもん(≧ヘ≦)」
「はいはい」
蒸し暑い夜には堪らない、心地よい風が吹いている。