夕 月 夜


私は、相馬様を百合香お姉様のお部屋へご案内した。


案内して、しばらく他愛のない雑談をしていると、お食事が運ばれて来た。


私はそのお食事を並べて、相馬様にお酒を注いだ。



「ありがとうよ」


私はニッコリ笑って
お酒を薦める。



「鈴音も飲まないかい?」
< 36 / 278 >

この作品をシェア

pagetop