夕 月 夜

父は 日に日に口煩くなっていった。


俺に期待を抱いているようだ…。



下らない地位や名誉に取り憑かれたように、見栄を張っている。

それが俺にのし掛かる。


そんな俺に比べて
龍馬や優一は、自由で羨ましい…。


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