マジ?カルラブ《完》
僕はゆっくり振り返ると、
そこには
デニムのミニスカートから
白く細い脚を出した女の子が立っていた。
茶髪の立て巻きパーマが
お嬢様度をグッと上げ、
キラキラメイクが
可愛らしさを演出している。
「あ!ナミ!!」
エミちゃんの声に、
その子は「えへ」と肩をすくめる。
僕の視線は
そんな彼女に釘づけになってしまった。
……か、か、可愛い!!
可愛すぎる!!
これが実物のナミちゃん?!