マジ?カルラブ《完》
③
僕たちは
女子大の近くにある
錆びれたカフェに入った。
正面に座るナミちゃんを見ているだけで
胸がドキドキしてしまう。
マジ、可愛い……
可愛すぎる……。
真っ赤な顔をしている僕に
ナミちゃんは
目をキラキラさせながら
「あの……」と口を開いた。
「ねぇ、
タカシくんの生年月日聞いても良い?」
唐突な質問をするナミちゃん。