ハニートースト ~カフェで恋したあなた~
「私、どんな片桐さんでも大好きだから。私は、処女だし、バカだし・・・・・・男の人の気持ちわからないし、セクシーな下着とかつけられないし・・・・・・色気もないし・・・・・・でも、でも・・・・・・片桐さんを想う気持ちだけは誰にも負けないから」
「やっべ・・・・・・、俺、お前のこと、すっげー好きだわ。もう離したくない」
ぎゅっと・・・・・・
ぎゅーっと、愛が伝わってくる抱きしめ方で。
もう迷わない。
私は中学1年のあの時から、今も・・・・・・
これからもずっとずっと片桐さんだけが好き。
自分で気付くことができなかったことが恥ずかしい。
あきら君、ごめんなさい。
片桐さん、ごめんなさい。
こんな私だけど、片桐さんはずっと愛してくれるかな。