青空ライン

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あれから時間を忘れて施設の人が来るまでどうやって試合をするかみんなで考えてた。



そして翌日。






いよいよ自分達で行う初めての試合が幕を開けました。



今、前半戦が始まったんだけどやっぱり優勝候補って言われてるだけあって



パス回し早いし
いきなり１点入ってしまった。



だけどそんなことは最初から予想してたから



誰１人落ち込んだり、怒ってる人たちはいない。



もちろんあたしもね！



頭の中ゴールすることでいっぱいにしちゃったらゴールまでのパス回しが怠るから基本を大事にやるってみんなで決めた。



それからもし負けたとしても絶対に泣いたりしない。って決めた。



だから今この試合に怖いものなんて１つもない。



宮川先生だって控室で「お前たちのサッカーをしてこい！」ってそう言ってくれた。



だからあたしも今できることを精一杯やりたい。