青空ライン




「派手にやっちゃったね。手伝うよ。」



あたしの隣にはいつの間にか山下先輩がいた。



なんで?



今日はみんな帰ったはずじゃ…



「二ノ宮?」



と心配そうな顔をしてくる先輩。



「あ!ごめんなさい。」



あたしもすぐに先輩と一緒にボトルを拾う。



「あの…先輩。あたし1人でできるので大丈夫です!ありがとうございます。」



「いーの。宮川の所行ったら、二ノ宮の仕事手伝えって言われたし」



といつもの笑顔を見せる先輩。



「ありがとうございます」


あたしは先輩の言葉に甘えて手伝ってもらうことにした。


< 184 / 318 >

この作品をシェア

pagetop