青空ライン
「派手にやっちゃったね。手伝うよ。」
あたしの隣にはいつの間にか山下先輩がいた。
なんで?
今日はみんな帰ったはずじゃ…
「二ノ宮?」
と心配そうな顔をしてくる先輩。
「あ!ごめんなさい。」
あたしもすぐに先輩と一緒にボトルを拾う。
「あの…先輩。あたし1人でできるので大丈夫です!ありがとうございます。」
「いーの。宮川の所行ったら、二ノ宮の仕事手伝えって言われたし」
といつもの笑顔を見せる先輩。
「ありがとうございます」
あたしは先輩の言葉に甘えて手伝ってもらうことにした。