青空ライン
「そうだよ。こういう時こそポジティブに考えて。
それからいつものように笑顔でいて。
きっと心配することにはなってないから。」
「はい!でも今日はこんな顔で部活には出られないので先輩に連絡して
休ませてもらいます。」
鏡をみてないからなんとも言えないけど
きっとあんなに泣いたんだからかなり酷い顔になってるだろうし。
本当のこと言うと今部長に顔見られてるこの状況も恥ずかしすぎる。
「そっか。じゃあ気をつけて帰れよ。俺は後1時間受けてくるよ。」
「はい!部長…」
あたしは屋上から出ようとした部長を呼んだ。
「ありがとうございました。
部長に相談して本当に良かったです。」