青空ライン
「杏、俺の話を聞いて。…杏が思ってるようなことには絶対ならないから。」
俺は杏の目を見つめて話し掛けた。
「…ほんとに?」
杏の目は今にもまた泣き出しそうで切なくなった。
「ああ、約束する。
俺さどんな奴に告白されたって
その瞬間杏の顔が浮かんできて、せっかくその子が勇気を出して告白してくれてるのにいつもそれどころじゃなくなるんだ。
昨日のことだって告白されたけど好きな人がいるからごめんって言って断った。
それで昨日の場合はその子と話したの初めてで
面識がなくて、じゃあこれからは友達でいて。お願い!って言われたから…
…いいよ、これからよろしくって言ったんだ。」