青空ライン



ローファーを脱いでゆっくり歩いてみると



こんなに高級感溢れていて広い家なのに部屋の中はとても綺麗で埃一つ落ちてない感じだった。


「先輩の家はお金持ちなんですか?」



「んー、そこまでじゃないよ。」



と言いながらキッチンで何かしている先輩。



なんか答えが曖昧だし、


普通こんな高級マンション1人暮らしさせる親なんてお金持ちじゃなきゃいないし。



なんて色々考えていると先輩は紅茶淹れたから一緒に飲もうと言ってきた。



テーブルに美味しそうなお菓子と淹れたての紅茶があって



あたしも先輩が座っているソファーに座った。




< 235 / 318 >

この作品をシェア

pagetop