青空ライン




「あの…もうすぐ山下先輩の誕生日なんですけど



プレゼントどうしよっかな?って思っていて」



とモジモジしながら言うあたし。



「おー!とうとう二ノ宮の口からノロケの相談が出たか!」



と悪戯な笑みを浮かべながら言う部長。



「部長~!あたしは真面目に考えてるんです。」



「はいはい。候補は何か考えてないの?」



はいはいって酷いです…





「一応ケーキとちょっとごはんを作ろうと思ってはいるんですけど…」



「二ノ宮らしくていいんじゃない?




優のことだから後バースデーカードにちょっと手紙書いたらすごく喜ぶと思うけど。」



バースデーカードかー!


それなら用意できそう。


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