青空ライン
あたしはとりあえず近くにあったクッションを取ってソファーの後ろに隠れた。
そしてクッションで顔を隠した。
先輩は目を擦りながら「…どうしたの?」と暢気にあたしを覗き込みながら言ってきてまだちゃんと起きれてない様子。
「なぁんだ!優いんじゃん!何で出てこねぇんだよ!」
とすっごく近くで聞こえる男の人の声。
「あー!今まで寝てた。」
「あら、女の子の靴があるけど誰かいるの?」
と今度は女の人の声が聞こえた。
「もしかして優彼女でもいるのか?」
と女の人が話した後すぐに聞こえた別の人の男の人の声。
あたしはこの場所から出られない状態になってしまった。