青空ライン




「やっと呼んでくれた。



やっと普通に話してくれた。



ずっとずっと待ってたよ。」



とあたしの大好きな笑顔で答えてくれた。



「たくさん待たせちゃってごめんね。」



「いいよ、無理強いさせないで杏が呼んでくれるの待ってて良かった。すっごく嬉しい。」



そう言って優はいつもよりも優しいキスをあたしの唇にした。




「ずっと読んで良いのか分からなくて戸惑ってた。だけど呼んでみて優が喜んでくれて嬉しい。」



優のお母さん、



優がすごく喜んでくれました。



優のお母さんの言った通りですね。



今日はありがとうございました。



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