【超・短編】 病室の窓 ―空―
「おかあ…さん…」
見上げた先には、
お母さんの驚いた顔があった。
「・・・」
お母さんが私の名前を呼んだ。
「おか…さん…」
「よかった!
目が覚めたのね!」
そう言いながら、お母さんが笑った。
私の見たかった笑顔だ…。
「・・・。
ちょっと待っててね。
お医者様を呼んでくるからね」
そう言い残して、
お母さんは病室を出て行った。
見上げた先には、
お母さんの驚いた顔があった。
「・・・」
お母さんが私の名前を呼んだ。
「おか…さん…」
「よかった!
目が覚めたのね!」
そう言いながら、お母さんが笑った。
私の見たかった笑顔だ…。
「・・・。
ちょっと待っててね。
お医者様を呼んでくるからね」
そう言い残して、
お母さんは病室を出て行った。