【超・短編】 病室の窓 ―空―
 最期の命で見たもの。

空と、虹と、お母さんの笑顔…。

 最期の命で聞いたもの。

私を呼ぶ、お母さんの声…。


「虹華(にじか)…」

何度もそう呼んでくれた、

お母さんの声を思い出しながら私は涙を流し、


永遠の、

  永い永い、眠りについた…。



          ~end~


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