Ⅹ#Sound.t.DL

「まず、私達は何をすれば良いんですか?」


井上がやっと話を戻してくれた。


「そうだね…まず、今何処までダウロード通知が広まってるかだな?」


俺はバッグからノートを取りだし今までのダウロード通知の流れを書いた。


「まず俺達の周り」

【吹奏楽部】

【井上の親友ユウキ】

【井上の親友ミホ】

【井上】


「そしてもう一つの流れ」


【吹奏楽部】

【陸の彼女、斎藤エリナ】

【不明】


「吹奏楽部の人からダウロード通知は広まっていて、殺されたのは最近です」


俺の解説。

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