Ⅹ#Sound.t.DL

「まず、RUIがいた練習場を捜さなければ…」


寺島が煙草を灰皿に潰しながら呟いた。


「RUIさんは、まだ生きてるんですか?」


玲が静かにいった。


「まだRUIが生きてるか死んでるか分からない…
分かってるのはサウンドセラピーを広めただけだ…」


ここで分かった事はRUIとゆう人物がサウンドセラピーを作った事。


そして女子と言うこと。


「練習場ってこの辺にあるんですか?」


井上が聞いた。


「君達の周りにダウロード通知が広まっているならば、この辺の練習場に焦点を絞っている。」


「じゃ私達も一緒に捜せば…」


「何らかの答は見つかるかもね?」


寺島は井上にニヤッと笑った。

其を玲が睨んだ。


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