Ⅹ#Sound.t.DL
エレベーターは音楽事務所の練習場についた。

でも事務所は閉鎖の看板が吊り下げられていた。


「なんだよ?またハズレか!」


寺島が舌打ちした。
そして煙草を取り出した。


「じゃ次に…」


「まて、入るぞ!!」


俺は持っている地図に赤い×をつけようとした時に寺島が止めた。


「どうやって入るんですか?」


「勿論裏から…」


この人…
泥棒並みに上手い侵入者だ…

管理人じゃなくて、ハッカーじゃないのか???


「君!!裏口から入れるぞ~!!」


「え…マジで入った…」


寺島は薄暗い部屋にいつの間にか入っていた。


裏口って窓じゃん……
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