Ⅹ#Sound.t.DL

「顧問としてRUIを探してるんですね?」


俺は寺島の顔色を伺いながら話した。


「君が何を知りたいのか分からないけど、RUIをただ探したい、見つけたい」


寺島はこれ以上何も言わなかった。


「よし、着いた。今回捜索する練習場だ」


寺島はそのビルを見上げた

そのビルはこの前、俺が入ったペンキ塗りのビルだった。


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