Ⅹ#Sound.t.DL
Ⅸ濁ったメロディー
「ねぇハルカ君…RUIって何かハルカ君に似てるよね?」
RUIと似てる。
寺島にも言われた事がある。
「何が似てるの?」
俺は再びベッドに横になった。
「頭良さそうな感じ…」
井上がクスッと笑った。
確かにRUIは上品な感じはあったが俺とは似てないだろ?
似てないと思いたい。
「後ね、顔も何か似てる!」
俺は井上の言葉に吹き出した。
「有り得ない!兄弟じゃないんだからさ…顔とか、変な事言うなよ…」
井上は俺が話してる間じっと俺の顔を見ていた。