Ⅹ#Sound.t.DL
俺は顔を引っ込めて言った。
「寺島さんは俺を刺した人を知ってるんですね?」
「勿論。私が愛してる人が誰か、どんな人か分からない君何て、いらないさ…」
「何で俺を殺そうとしたんですか…」
鼓動が寺島に聞こえる程、高鳴ってきた。
「似てるからさ…後、仲間の事だけで命を救おうとするのが釈に触ってね?」
「じゃ、何で俺をいつも貴方の傍に置いたんですか?」
「…確める為だよ?」
「何を?」
部屋は冷たく俺達を包んだ。