Ⅹ#Sound.t.DL

俺達は時間感覚が麻痺していた。

まだ朝だと思っていたのにもう夜になっていた。

刺された後はもうスッカリ痛み何て気にしなかった。

女子二人もやっと泣き止んで病院を出る事になった。


「今からどうする?」


陸が聞いた。


「もう遅いし、学校そろそろ行かないと…」


井上が言った。
俺達は学校を2日さぼってる。

明日は行かないとね。
特に玲はヤバイね…


「ねぇ玲ちゃん。玲ちゃん家に泊まっていい?」


井上の両親が出張だと言って玲に泊まりを聞いた。


「良いよ!!どうせなら陸はハルカん家に泊まったら?」


「それ良い!!ハルカ宜しく!!」


陸がふざけて言った。


「玲!!余計な事言うな!!」



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