Ⅹ#Sound.t.DL
Ⅲ'アンコール




俺は目を開けた。


俺の目の前には茶髪のロングヘアーにどっかの制服の女子が一人、下を向いて泣いていた。



「ハルカ、何でそんなに強いの…?」


「エッ……??」


今俺は死んでるのか死んで無いのか分からないままだ。


「私もハルカ見たいな優しさと強さが欲しかった…」


「…涙、俺は今…」


「貴方の強さに負けたわ、だから死んでないよ…」


俺は死んでない…?


「もう復讐は辞めるし、自分がバカ見たいにみえてきたから人を殺さない…
ハルカから学んだよ?仲間を信じるって」


涙はニッコリと笑った。


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