Ⅹ#Sound.t.DL

病院には玲が井上の様子を見ていた。

井上の命には問題は無いが、出血が多かった為今血を止める作業を看護師がやっていた。


「玲…」


俺は玲を呼んだ。


「サナちゃん助かったんだよ!!ありがと!!」


玲は俺に強く抱きついてきた。


「もう大丈夫だな」


後は井上が回復するのを待つだけだ。

そして涙と俺の関係を知るだけだ。


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