Ⅹ#Sound.t.DL
小人数教室とはいえ、もう10人以上は勉強の為に来ていた。
広さは大体20畳ほど。
狭い狭い。
取り敢えず空いてる席を見つけ、勉強に取りかかった
「…サウンドセラピー…ヤバイよね…」
遠くの方から女子のサウンドセラピーの話題が聞こえてくる
「…5曲目のピアノのサウンドセラピー…一つの音しか鳴らないんだよね…もうピアノ演奏じゃないよね…」
耳に入ってくる。
集中しろ…
俺は勉強しにここに来てるんだ。
サウンドセラピーで邪魔されてたまるか!
「い…伊藤君…?」