Ⅹ#Sound.t.DL

「待ち受けがあるから大丈夫でしょ?」


井上がまた涙目になった


「神崎が言ってたけど、神崎の友達も待ち受けしてたけど効果無いって…」


「えっ?!じゃ誰か身近に死んでる人がいるの??」


玲が動揺して階段に座りこんだ。


「ユウキだ!!!!!」


井上が声を張り上げた。


「嘘、ユウキ死んじゃったの何で…何で美帆は早く教えてくれなかったの…?」


井上は静かに涙を流しだした。


「井上…?」


「ユウキ…ずっと不登校だったの…高校も一緒になって部活も一緒なのに…
いつのまに…いっちゃうなんて……!!!」



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