Ⅹ#Sound.t.DL

「もし自分の友達が明日死ぬなら、ハルカはなにをしてあげたい??」


玲が俺の手を握りしめながら話した。


「…分からない…」


正直に分からない。
その時になってから考えては遅いのは分かってる。

でも、大切な人が明日死ぬ運命なら…

俺はただ傍にいる事しか出来ないだろう。


「そっか…難しいよね。
犯人は今も生きてる人なのかな…??」


玲が溜め息を漏らした。


「生きてなきゃこんな事件は起きないだろ?」


俺はそう思いたかった。


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