片思いしてます
増田さんは、学校ではみたことないくらい話をする。



「増田さんとは初めて話したよね」



「うん。
咲田さんなら話しできそうって思ってたから、コンビニで声かけたの。
違う人だったら声かけなかった」



「…」


なんか思っていた人とは違う。



ただおとなしくて、人と話をするのが苦手だからいつも一人でいるんだと思っていた。



「もうみんなに私たちのことばれっちゃってるね」



私達…増田さんと荻野先生のことだよね。



「…」



「咲田さんは知ってた？」



「…噂で」



「そっかー、驚いたでしょ」



「うん…」



「先生には本当に迷惑かけちゃったなー」



「…」



増田さんは話し始める。



「私、人と仲良くなるとか苦手でいつも一人でいたら、荻野先生が気にかけてくれて、それからいつのまにか好きになっちゃってそうゆう関係になっちゃった」



増田さんは笑顔で話し始める。



私は、何も言わず聞いていた。



「先生真面目だから、適当に私のこと交わすことができなかったんだね」


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