ネオン街
何でかわからんけど携帯を持ったまま外に出て非常階段に座って通話ボタンをおした。

「もしも゛じまぁぐん?」
何か嬉しさと切なさで涙がでた。

「うん、みんな何か言うてる??」

「店の人わまぁくんの事怒ってないからってぇ戻ってこいって。」
「そっか分かった、また電話する」

てそれだけで切られた。もぅ なんなん??それだけなん??
でもその時の私わあんまり何も言えないような子やったから、かけなおしたりしなかった。

それから店わ忙しくなって「ミカコ」とか他の女の子も頻繁にくるようになってた。。
その日の営業が終わって、店で出前を頼んで何人かの女の子達と話しながら食べてた。
その横でミカコちゃんがボーイの上に乗って腰を揉んでた。
ボーイわうれしそうに「きもちぃいわぁ--なんなら裸になってくれ!!」
とか言うから
「もうきもいっ!!」てボーイに向かって言うた。
つもりやったのになぁ。。
何日か立ってミカコに呼び出された。てかちぃ言われた。「ミカコちゃんが話あるってぇぇ」

店のすぐ前の踊場にコ行くといきなり「なぁミカコの事なめてんの?」
「なんで?あいりが??」

「ミカコなぁすぐきれてまぅねんやん??誰にキモイって言ってんねん!!なにさま!!死ねやっ!」てお腹を力いっぱい蹴られた
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