君思～大好きです～

「ねぇねぇ京太君わなんで転校してきたの？」
「んー…いろいろ事情があってな…」
俺わ親からの虐待をうけ耐えられなくなってひとり暮らしをし始めた
学費わ祖母に払ってもらっている
にしても結らしい質問だな
つい笑いをこぼしてしまった
「どうかしたの？」
「いや、結らしい質問だなと思って」
まさかこんなに天然だなんて
可愛い…
今まで何人も彼女いたけど本気で好きになった奴わいない
けどこれからわ俺が結を守っていく
誰にも渡さない…
あの笑顔も
あの悲しい顔も
ぜーんぶ俺だけのものにしてみせる
けど嫌われない程度に支えていくよ
結が泣けば抱きしめてやる
そう…心に誓った
「京太君天然だね！」
いやいやお前わ言えないだろ！！
結以上の天然わいない…いるわけない！！
「結のほうが天然だろ！！」
俺わ腹を抱えて笑った
こんなに笑ったの久しぶり…
これも全部結のおかげだな…
虐待をうける毎日で笑える日なんてなかった
母親わ父親と離婚
俺わ父親に引き取られた
今わまだ片思いだけど大切な人ができて
楽しい日が始まりそうなよかん！