いじわるだけど好きな人

私の声を無視してスタスタとホテルに行く。

「ちょっと!せんぱ…「まぁまぁ。怒らないで。翔は、樋浦が気分悪いの知ってるから気使ってくれてるんだよ」

いつから居たのか、私の隣には長野先輩がいた。

ちゃんと沖野先輩のフォローしてる…性悪なのに。

「おい、陵。何いらねぇこと言ってんだよ」

ホテルから沖野先輩が出てきた。もう荷物は持ってない。つまり、部屋にもう置いてきた…?

早っ!!ていうか、私の荷物…。

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