sweet choco♪
ギュッ━‥
「泣くな━‥。」
幹斗がいきなり抱き締めてきた━‥
「幹‥斗…?」
「俺はお前が女で良かった。」
「な‥んで?」
僕が聞くと、
幹斗は真直ぐ僕の目を見て‥。
「お前が好きだ━‥」
なんでだろ‥?
なんで涙が出るの‥?
なんだか嬉しいんだ‥。
「ねぇ幹斗‥。僕幹斗を見てると胸が苦しくなる━‥。幹斗に触れたくなる━‥。これって何なの‥?」
幹斗は一瞬、
驚いた顔をした。
けどすぐに
優しく微笑んで━‥
「俺も奈津を見てると胸が苦しくなる。奈津に触れたくなる‥。そして奈津の一つ一つの仕草が愛しくなる━‥全部奈津が好きな証拠。」
そっか‥。
「ねぇ幹斗‥。僕分かったよ‥。」
僕。今凄く嬉しいよ━‥
「僕も幹斗が大好きです━‥。」
幹斗は
優しく微笑んだ‥。
そしてゆっくりと
二人の唇が重なった━‥
最初は優しく‥。
そして、お互いを
求め合うように‥、
深く激しくお互いの
舌を絡ませ合った━‥。