イカれたあいつ
俺とあいつの間に流れる沈黙。




冗談にしてもたちが悪い。
誰が聞いても気分の悪くなるその言葉に




俺は顔をしかめる。






「そんなわけないだろ!うるさい!あっち行け!」






「そんなわけないとは言い切れないだろ…




君は体のしくみの何をわかってるというんだ?
何も知らないじゃないか。




ぐへへ…




もしかしたらくしゃみをしたはずみで
内臓を吐き出すかも知れないなあ…




君の口から胃袋がぶら下がっている姿を
想像したら笑えてきたよ…」

< 3 / 7 >

この作品をシェア

pagetop