あなただけのcolor
★ 響 ★



沙来が学校に来てる…


「おはよう響!心配かけてごめんね!もう大丈夫だよー!」


って…



多分違う…いや…



絶対に違う…




俺はケータイの文字を眺めながらそう思った…



そしてすぐに



「またお昼屋上でランチな♪」


とだけ返信。




いつでもいいからなんか嘘だ。

沙来に何があったか…

どうしたのか…

すぐに聞きたい…

俺が出来る事すべてしてやりたい…

沙来を守りたい…




抑えてる気持ちがどうにかなりそうで、今は沙来の為に我慢するしかないとそう思ってた…




でも俺の耳には意外にも早く入る事になった…






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