あなただけのcolor
★ 沙来 ★



キンコーン。


「沙来っ、お昼屋上でしょっ?」

友香は可愛い笑顔で私にそう言ってきてくれた。


私は少し躊躇してた…


「…うん…」


「沙来早く行きなっ!」


背中を押してくれたものの、私は屋上へ上がる廊下の手前で立ち止まってた…



何を会って話したらいいか…


考えるよりでも会いたい…


隠してる頬を右手で触る…



響…どうしたらいい…?



まだやっぱり…



不安な気持ちがどんどん膨らんで私の足は動かなくなってしまった…




その場でうずくまってた…






その時……!!!









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