あなただけのcolor
その時…
キンコーン。
授業の終わる合図の音がした。
「戻らなきゃな…沙来」
「うん…」
「また放課後な…」
「うん…」
急に寂しい顔するなよ…
俺も分かってるけど、
ずっとこうしていたいけど、
ずっと一緒だから…
泣いたり、
笑ったり、
悲しんだり
沙来…本当俺は目が離せないし飽きないくらい愛しいよ…
「…響ぃ…じゃまたあとでね…」
あーもぅっっ!
最後にもう一回…
グイッッー!!
エロい俺は沙来の唇にまたキス…
沙来は俺の首に腕を回して求めてくる…
「…っ響…大好きっ…」
俺はそう聞くだけでドクンと鼓動が波打つ…
俺の唇は沙来の唇からゆっくり離れ…首筋へと降りる…
ゆっくり唇を這わせて鎖骨のくぼみを強く吸った…
「…あっっ………!」
紫に近い赤の記しが付けられた…